光学コーティング、ノーベル賞、Admesyの分光放射計の事例紹介

かの有名なアインシュタイン氏は、惑星や星同士がお互いの軌道に乗って周回したり、2つのブラックホールが合体したりすることで、重力波と呼ばれる何らかの波紋が空間に発生することを予言しました。NASAのホームページに興味深い解説が載っていますので、ぜひご覧ください。2015年、研究者らは、初めてその重力波を検出することに成功しました。この偉業は2017年にノーベル賞を受賞しました。現在、光学コーティングの改良により、新たな観測が行われ、技術の進歩により、さらに多くの発見が期待されています

Black hole

Admesyの分光放射計によってフィルターの品質が飛躍的に向上

Admesyの分光放射計と高性能な光学薄膜との間にどんな関係があるのか? 今、そう思われましたね? 答えは簡単です。Admesyはイオンビームスパッタリング装置メーカーの独CEC社(Cutting-Edge-Coatings GmbH)と提携を致しました。Admesyの新プラットフォーム「Neo(ネオ)分光放射計」を活用することで、高い要求が求められるフィルターコーティングの精度を大幅に向上させることができたのです。

Admesyの分光放射計の光学性能、特に優れたリニアリティが、カラーフィルターの品質向上にいかに重要な役割を果たしたか、この採用事例でお分かり頂けると思います。ちなみに、ここで言及しているカラーフィルターとは、想像されている一般的なカラーフィルターのことではなく、弊社の新たな色彩輝度計「Prometheus(プロメテウス)」シリーズで使用しているフィルターを指しております。